2019年3月2日土曜日

三木俊雄&フロントページ オーケストラ@青山ボディ・アンド・ソウル

2月28日は、三木俊雄(ts)&フロントページ オーケストラ@青山ボディ・アンド・ソウルを聴いてきました。



メンバーは、
三木俊雄(ts)
松島啓之(tp)、奥村晶(tp)、駒野逸美(tb)、
山岡潤(euph)、近藤和彦(as)、浜崎航(ts)(ss)(fl)、
福田重男(pf)、上村信(b)、柴田亮(ds)、
三木俊雄(ts)の作品を中心に、斬新なアレンジでラージアンサンブルの魅力を聴かせます。
豪華メンバーによる美しいハーモニーとそれぞれの素晴らしいソロも圧巻でした。
1曲目 息を吹き込め 三木俊雄(ts)作品
疾走感あふれるバンドサウンドに、三木俊雄(ts)の躍動感溢れるテナーソロ!
松島啓之(tp)の魅力的なラインを繰り出すトランペットソロ!
2曲目は、福田重男(p)作品の レイチェルズラメント
浜崎航(ts)のソプラノサックスのしっとりしたテーマで曲は開始し、
福田重男(p)の美しいピアノによるテーマ、
浜崎航(ts)のソプラノは叙情的なソロでじっくり聴かせます。
福田重男(p)の美しい音色のソロには聴きいってしまいます。
3曲目は、ハッピーアワー 三木俊雄(ts)作品
美しいアンサンブルによるテーマに、
山岡潤(euph)のユウフォニアムがスムースで魅力的なラインを紡いでいく名技的なソロ!!
近藤和彦(as)のじっくり歌い上げるアルトソロ!
柴田亮(ds)のドラムのアクセントがびしびし決まります。
上村信(b)の張り詰めた音色で美しいラインのベースソロ!
バンドのアンサンブルのとても豊かな響き!
4曲目は、バート・バカラックのアルフィー
奥村晶(tp)をフィーチャーしてゆったりしたアンサンブルがメロウなサウンドで曲を開始します。
奥村晶(tp)のフリューゲルホーンが柔らかく明るい音色で切々と歌います。
途中からトランペットに持ち替えて、輝かしい音色で強いアタックを交えて、切れのあるフレーズを繰り出します。圧巻のソロ!!
5曲目は、イーストプレーン 三木俊雄(ts)作品
ベースとドラムがちょっとファンクな風味で切れのあるリズムで躍動し、
アンサンブルもカッコイイテーマを奏でます。
駒野逸美(tb)の息の長い美事なトロンボーンソロ!!
三木俊雄(ts)の目を見張る展開のテナーソロ!!
ベースとドラムのめざましいグルーブ感が凄い!
2セット
1曲目は、サスペンド 三木俊雄(ts)作品
バンドの強烈なフォルテ演奏で開始し、躍動感溢れるテーマをアンサンブルが決め、
浜崎航(ts)のソプラノの鮮やかなソロ!!
松島啓之(tp)の緩急自在なラインを繰り出す熱いトランペットソロ!!
柴田亮(ds)のドラムが煽りに煽ります。
2曲目は、IF I TOLD A LIE 三木俊雄(ts)作品
ユーモラスな明るいテーマ旋律でアンサンブルは開始し、
三木俊雄(ts)の深い音色でゆったり歌うテナーソロ!!
山岡潤(euph)のユウフォニアムがじっくり美しいフレーズを歌い上げます。
上村信(b)のリズミックで美しいラインのベースソロ!!
3曲目は、ロストアンドファウンド 三木俊雄(ts)作品
上村信(b)のベースが印象的なサウンドで曲を開始し、深淵な雰囲気の美しいベースソロ!
アンサンブルが魅力的なテーマを奏でて
近藤和彦(as)がたおやかにアルトソロを開始し,次第に熱をおび、次々に熱いフレーズが展開し圧倒的な高みに達します。
松島啓之(tp)の強いアタックを交えて目まぐるしく羽ばたく熱いトランペットソロ!!
5曲目は、レディー・デイ ウエイン・ショーター作品
駒野逸美(tb)をフィーチャーして始まります。
駒野逸美(tb)のトロンボーンから曲は開始し
アンサンブルが美しいハーモニーを奏でて、
駒野逸美(tb)のじっくりと深々と唄うトロンボーンソロ!!
福田重男(p)の粒立ちの良い音色でじっくり聴かせるピアノソロ!
トロンボーンとも美しく絡みます。
ラストナンバーはタイトル失念しました。
柴田亮(ds)のスケールの大きなドラミングで曲は開始し
生きのいいラインのテーマに乗って
奥村晶(tp)の熱いフレーズの展開に息を呑むトランペットソロ!
ここから、
三木俊雄(ts)と浜崎航(ts)の二人の名手のすさまじいまでの高度な手腕を駆使した熱いテナーバトル!!
三木俊雄(ts)のめくるめく超絶的ラインの熱く激烈なテナーソロ!
浜崎航(ts)の張り詰めたテンションからはじきだす美事なフレージング!!
手に汗握るすさまじいテナーバトルは圧巻の展開です!!
柴田亮(ds)のタイトで、ポリフォニックでスケールの大きなドラムソロ!!
圧倒的なスケールでした。

あっという間の2ステージでしたが、フロントページ オーケストラのシャープで美しいバンドサウンドとスタープレイヤーの素晴らしいソロを満喫した一夜となりました。

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