2009年2月28日土曜日

守屋純子Orchestra Groovin' Forward 2009 コンサート




今晩2月27日は、新橋ヤクルトホールで、守屋純子Orchestra Groovin' Forward 2009 コンサートを聴いてきました。
なんと今月まだ2回目のジャズ、、、忙しい月だった(^^ゞ
守屋純子Orchestraのメンバーはおなじみの日本ジャズ界を代表するスタープレイヤーぞろい。




近藤和彦、緑川英徳(AS)、小池修、アンディ・ウルフ(TS)、宮本大路(BS)
片岡雄三、佐藤春樹、パット・ハララン、山城純子(TB)
エリック・ミヤシロ、木幡光邦、岡崎好朗、高瀬龍一(Tp)
納浩一(B)、大坂昌彦(Drs) 





突き出しの舞台でMCを決める守屋純子!!ここで1曲歌えば受けた!!

新アルバムのGroovin' Forward の曲目中心の素晴らしいコンサートでした。
華麗なビッグバンドのハーモニーあり、素晴らしいモンクナンバーの解釈あり、対位法のピアノソロあり(グールドがエバンスナンバーをやったらこうなる?)、守屋純子の涙がしたたるペンで書き上げたエレジーありと見所聴き所満載のコンサートでした。前進し続ける音楽家守屋純子の真髄を見せつけられました。


2009年2月21日土曜日

さいたまスーパーアリーナのBECK&CLAPTON





今日2月21日と明日2月22日二日間のみのさいたまスーパーアリーナ公演。
JEFF BECKとERIC CLAPTONの競演。




初日の今夜の出来は、、最高でした!!
それぞれのバンドでワンステージずつ、そして第3セットが二人の競演。
まずはJEFF BECKのグループが短い時間ながら、いっそう凝縮した高密度な演奏。
ベースの連弾も出ましたし、噂のアンコール曲も披露!!
ここでセット交換のため休憩。
続いてERIC CLAPTONのバンドが、こちらもJEFFに煽られてか凄い熱気の演奏に。
このセットが終わると休憩なしで、少しの間しかとらずに二人の登場。
だれもが想像するでしょうが、お互いに40年ぶりの同窓会みたいに友人の話など
昔話に花が咲くといった再開セッションになるのかなという予見は見事に覆されました。
JEFF BECKのような職人肌の巨匠には軽く流すようなセッションなどはありえず、
徹底的に本気の演奏!!こうなれば、ERIC CLAPTONとて、GODといわれたスローハンドの腕の冴えで返します。
二人の真剣勝負の力の入る演奏に鳥肌が立ちました。
アンコールは事前の予告通り、驚きの曲でした。
明日は、さらに凄い演奏となることでしょう。
もし、時間がある方は当日券でどうぞ。
チケット価格以上の価値は絶対にあり!!

2009年2月14日土曜日

都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試みを観て

東京オペラシティアートギャラリーで開催されている「都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み」を観てきました。

"http://www.operacity.jp/ag/exh102/index.html"


上記のサイトから一部引用させて頂くと
>>「建築家の視点と思考をたどる展覧会
スイス・バーゼルを拠点にヨーロッパ各地でプロジェクトを展開するディーナー&ディーナー(D&D)は、父マルクス・ディーナー(1918-1999)の事務所を息子ロジェ・ディーナー(1950ー)が引き継ぎ、主宰している設計事務所です。新築・改築を問わず、建築は現存する都市の一部にならなければならないと考えるD&Dの作品は、建築家自身のスタイルを商標登録のように掲げた個性の強い建築とは際立った対照を見せます。周辺環境を丹念に分析しながら設計される建築は、都市になじんで一見匿名的です。それぞれの状況に意図的に埋もれるように建つその建築は、都市の記憶をたぐり、その現在の活動を読み、人びとが建築と都市の関係に新しい意味を発見することに手を貸す存在となるべく、都市に対して内部から微妙なパルス(振動)を発生させています。」>>


ロジェ・ディーナーが自己のプロジェクトを「都市になじんで一見匿名的だ」と語る信念には納得です。ベルリンやポツダムなどの再開発での過去から未来へつなぐリンクを持った文化モニュメントのような街の再開発は、日本での、ひたすら既存のものを破壊しつくした更地の上に、建築家のエゴにみちた自己主張のつよいガラスとコンクリのバベルの塔とその敷地のような再開発とは好対照です。この展覧会は、色彩を廃した模型と2D図面が中心ですので門外漢にはちょっと厳しいですが、このプロジェクト群の訴えている街への憧憬、過去を認識した文化意識が読めるときわめて興味深い展示であることがわかってきます。
建築系ラジオでの解説も興味深いです。
http://radio.tatsumatsuda.com/2009/02/22d.html

2009年2月11日水曜日

尾田悟 at Bflat赤坂 2009年2月10日

尾田悟 at Bflat赤坂 2009年2月10日


09年2月10日Bflat赤坂で尾田悟のギタートリオを久しぶりに聴いてきました。
メンバーは尾田悟(ts)、田辺充邦(g)、野中英士(b)


名人3人のインティメートでグルーブな世界に堪能しました。
尾田悟の流麗なテナー!!今日はひさかたぶりにボサノバ3曲。これが田辺充邦(g)と見事に融合してさわやかで暖かい演奏でした。



田辺充邦(g)のスムーズ・グルーブなギターは圧巻!!クール・ストラッティンまで飛び出すソロさばき。
野中英士(b)の名人芸ここにあるというスインギーデアクセントの効いたベースライン!



尾田悟(ts)


田辺充邦(g)




野中英士(b)

Blogの引っ越し

Blogの引っ越しをしました。
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尾田悟 at Bflat赤坂 2009年2月10日Bflat赤坂
尾田悟(ts)、田辺充邦(g)、野中英士(b)



ジャズライブ徒然草