2009年12月2日水曜日

岡 淳 at SOMEDAY

新宿『SOMEDAY』 で岡 淳(t.sax, flute)のライブにいってきました。私にとっては、久しぶりのライブ。




メンバーは、
田村和大(p)
小林航太朗(b)横山和明(ds)と若手で固めていました。
良かった。詳細は後で(^^;;

2009年11月28日土曜日

ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲

ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールが八王子市で開催されています。

その記念イベント「ENTRANCE THE CASSADO2009」
が八王子市内で様々に繰り広げられています。
私も、コンクールに知人がいるとあって、八王子のあのジャズ喫茶「はり猫」で開催された「まちなかコンサート」を聴いてきました。チェロとピアノのデュエットでした。
若い演奏家で根本さんと渡辺さんと伺いました。
さて、演奏はというと、なんと ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲のピアノ伴奏版?
それに、シューマン、ラフマニノフなど渋い選曲。
ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲はスコアも持っていないし、コンサートでも一度しか聴いたことがない(多分チョン・ミュン・フン指揮だった)ので、全く分からないも同然ですが。
この若いコンビの抑制の効いた演奏ぶりと、ときおり起こる ショスタコーヴィチの激情の爆発も美事に描ききっている手腕に感心したな。
さらに、ラフマニノフなどでのチェロならではの甘美な歌いぶりも素晴らしい。
はり猫の小空間と美事にマッチしていました。
帰宅のついでに、新宿紀伊国屋書店でポイントカードを作ってきました。紀伊国屋で購入することが多い者にとっは、このサービスは無ければね。
今日の収穫は、浅田次郎の「ハッピー・リタイアメント」
ハメット特集を掲載のハヤカワミステリーマガジンその他。
今月はあまり無いのかなあ。

2009年11月1日日曜日

ようやく霜月

11月になって、ようやく4月からの何本も平行していたプロジェクトが一段落。と安心したら、木曜日から風邪こじらせました(^^ゞ
昨日は体調復活したので、新宿に。
西新宿のCDSHOPに半年ぶりに顔を出しました。
そして紀伊国屋で本を買ってきました。先月買った分もテーブルに重なっているのに、、、
待ち焦がれていた新作が目白押し。
スティーブン・ハンターの新作「黄昏の狙撃手」、、ボブ・リー・スワーガーシリーズの最新翻訳。
デイビッド・ハルバースタムの「ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争」
あのベストアンドブライテストの衝撃から何年たっただろう。偉大なジャーナリスト、デイビッド・ハルバースタムの遺作。この最終稿のゲラを仕上げている最中に交通事故死。あれは大学4年の時機会があって、来日していた彼に質問したことがありました。その時の彼は学生のつたない質問に丁寧にかみ砕いて優しい言葉で答えてくれました。そんな偉大な作家も2007年4月23日に逝ってしまった。彼が健在なら、きっとオバマ政権とアメリカについて真摯な分析をしてくれたろうに。
そして、お互いに「悪党パーカー」に呼ばれているんだなと実感した、矢作俊彦・司城志朗共作の「犬なら普通のこと」
ハヤカワミステリーマガジンの連載時から一部の熱狂的ファンの話題を呼んでいた作品です。ミステリーマガジンも買っていたから、だぶってます。一応単行本化で大幅加筆修正とあります。悪漢小説なら任せろという意気込みでしょうか。もちろん、ウエストレイクへのオマージュです。
そして、今もっとも読まれている学者の一人、福岡伸一の旧作で「生物と無生物のあいだ」
松本清張の「神々の乱心」を読んだ勢いで買ったのが、筒井清忠の「2.26事件とその時代」
清水草一「高速道路の謎」
栗田勇「道元の読み方」
ウイリアム・K・クルーガー「煉獄の丘」
ウイリアム・K・クルーガー「2度死んだ少女」
今月は、ようやく週末にはジャズにも行けるかな。

2009年10月15日木曜日

松本清張 遺作

松本清張の本を購入(^^ゞ
これまた何十年ぶりだろう。
くりらじの秀太郎さんのPODCAST「the otherside journal」に勧められるままに。
私は不見転でしか、本を買わないタイプですが。だから新宿、赤坂など行きつけの本屋でしか買えない。そこが並び替えたら大変。このあいだ、紀伊國屋少し配置が変わっていて困った。
で買ったのは、松本清張、遺作の「神々の乱心」存在だけは知っていた。この遺作を読むなら必読の書、原武史著「松本清張の遺言」
いや、これは本当に興味深い。凄い著作です。松本清張が最後に探求したのはそこか!
最近読んて関心したのは、福岡伸一の「動的平衡」「世界は分けてもわからない」。こちらも分子生物学をこえて思考の在り方のヒントが沢山。動的平衡は朝日?の書評にもでましたな。

2009年10月13日火曜日

ART PEPPER COMPLETE ATLAS RECORDINGS購入

先週は台風に振り回され、さらに土曜・日曜と仕事。祭日ぐらいは休もうということで、ちょっと渋谷に。久しぶりにユニオン、レコファン覗きました。ほとんど興味引かれるものもないので、普段は10分ぐらいしかいないのですが。あれ久しぶりにART PEPPER COMPLETE ATLAS RECORDINGSが並んでいました。日本制作のART PEPPER WEST COASTもの。当時の後期ART PEPPER はギャラクシー専属だったので、コニッツやスティット、シェリー・マンなどの名義上のリーダーでのセッション集。もちろん、LPでは全部持っていたので、セットが出た時点では手が出なかったのですが。今となっては、iTunesに入れたくて買いました。普通にCD買うのは何年ぶりかな。ここ10年ぐらいは音楽家から直接対面で買うばかり(^^ゞ
あとは、iTunes Music Store(米国)で買うこともたまに。
このAtlasのセッションは、噂では、昔のスタイルでやってくれとART PEPPER にたのんだとか?この時期のART PEPPER のコルトレーンにもろに影響を受けた強烈なブロウはこのセッションにはありません。それがいいという人もいるでしょう。私は、コルトレーンの影響をなんの躊躇もなく表現するART PEPPER もすばらしいと思う。悪癖により、人生の多くを刑務所で送った男がコルトレーンを発見して新たな人生を送ることにした意志が音楽にも現れているような気がします。だからエルビンとのビレッジ・ヴァンガードセッションも大好きです。というわけで、今日から、電車の中で、ART PEPPER とSONNY STITT、LEE KONITZでも聴きますか。

2009年10月9日金曜日

楽屋 ONAIR中

楽屋 清水邦夫作 、演出 生瀬勝久 
女優A 渡辺えり、女優B 小泉今日子、女優C 村岡希美、女優D 蒼井 優
ただいま、NHK教育で放映中

2009年9月26日土曜日

Derek Trucks at 東京フォーラム

2年ぶりのDerek Trucks Band のライブ(DoobieBrothersとのダブルビル)に行ってきました。
メンバーはいつもの、
デレック・トラックス…ギター/コフィ・バーブリッジ…キーボード、フルート、ヴォーカル/トッド・スモーリー…ベース、ヴォーカル/ヨンリコ・スコット…ドラムス、パーカッション、ヴォーカル/マイク・マティソン…ヴォーカル
1曲目から、Key to The Highway!!うなりましたね 。
以下うろおぼえ、、
Mahjoun
Already Free
Anyday
Sweet Inspiration
Get Out My Life Woman
Down in the Flood などなど
時間が無いので、いつものコルトレーンナンバーは割愛。残念。
Derek Trucksの肝心の演奏はというと、度肝を抜く超弩級の演奏でした。
ライブ録音は、ずっと聴き続けていたのですが、音楽はライブを聴かなければ分からない。
Derek Trucks新境地に達していました。
2007年までのストイックで自己追求の道を究めていく丁寧な演奏から、うって変わってました。剛く鋭く深いソロ、特にスライドを使わないときの鋭さには目を見張ものがありました!!
ライブ音源では、この変貌は分かりませんでした。
前回はストラトキャスターをあえて使う意味が分からなかったのですが、本気のブルースの時には、Derek的には必要なんだなと思いました。まあ、Derek Trucksが弾くのでチューニングの違いとカポがあることしか分からないのですが。
コンサートの終盤に、予想通り、DoobieBrothersにDerek Trucksがゲスト出演してギター4人でやってました。

2009年9月24日木曜日

一関ベイシー 再訪

今月初め、一関のベイシーに四度目の訪問。




土曜日とあってか、店内はほぼ満員。
マスターもお元気そう。
変わらない佇まいのベイシーに喜びもひとしお。
キャノンボールやペッパーの名盤が次々にかけられる。
これがベイシーの音だなと実感しつつ、ジャズ喫茶の味にひたれる喜び。
5年ぶりなのにそんな感じは全くしない。
ベイシーのサウンドが今までになくマイルドで居心地良い気がするのは、私が枯れたからか。

2009年9月9日水曜日

ROYCE at 一関 



一関のROYCEに久しぶりにおじゃましました。
タンノイによるジャズというより、おそらく最も私の理想に近い音楽を聴かせてくれる店。ここまで決まったジャズを鳴らせれば、タンノイ・ウエストミンスターロイヤルも本望でしょう。ご主人の博識のお話を聞きながら、いろいろな音楽を聴かせていただきました。その中でも白眉は、スコット・ラファロのベース!!私にとっては、こうあって欲しいという理想のバランスでした。もちろんエバンスの美音もタンノイならでは。
東京には、こんなに素晴らしい音でくつろげる場所は滅多にない。それなのに一関には、、、
これが本当の文化なのでしょうか。

2009年9月7日月曜日

山と海 遅れてきた夏休み

ようやく夏休み。
土曜日は、東北へ。勿論ジャズを聴きに、、(^-^)/
まず、山寺立石寺に参拝に行きました。あー、私はいつも晴れ男。(^^ゞ







         芭蕉像

























そして、日曜日は日本海へ。佐渡を望む寺泊で昼食















水平線の向こうにはうっすらと佐渡が、、
素晴らしい青空でした。


2009年9月3日木曜日

ちょっと癒される。

土曜日・日曜日とほぼ徹夜続きで、少し風邪気味です。
身近に、インフルの濃厚接触者がでてきて、いよいよ接近遭遇か。
頭痛をおして、遠方での会議に。
一休みにスタバに入って珈琲を喫す。そこに、カーティス・メイフィールドのPEOPLE GET READYが流れてました。
ふう、癒されるなあ。(^^)
途端に頭痛が楽になりました。
音楽の力偉大なり。
というわけで、今週末は、久しぶりに、遠方にジャズレコードの真髄を聴きに行こうと思っています。(^^)/

2009年8月22日土曜日

横田基地でF22Raptor



昨日飛来したF22ラプターの取材のおつき合いで横田基地日米友好祭に。
ラプターすぐ目の前にたたずんでいました。世界一高い戦闘機。
ハンバーガーとホットドックとケーキ食べすぎ(^^;;










2009年8月8日土曜日

ゴーギャン 我々はどこから来たのか

昨夜は、国立近代美術館のゴーギャン展覧会にいってきた。
http://www.gauguin2009.jp/index.html

いつも多忙に紛れて展覧会にいくことを諦めるのに、金曜日は8時までだからと囁かれて、これは見逃すわけにはいかない日本初公開の大作を観てきた。
深い!
タヒチの原色なんて単純な世界では無かった。
《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》
人間とはと問いかける早く生まれすぎた実存主義者のようなゴーギャンの巨大な世界。

《Women And White Horse》
遺作となった諦念あふれる彼岸の美
http://img2.allposters.com/images/ISI/MFA099.jpg

http://www.myartprints.com/a/gauguin-paul/women-and-white-horse.html

圧倒されて帰ってきた。

グッズ売り場で買ってきたNHK制作のDVD「PAUL GAUGUIN」も素晴らしい出来。
平山郁夫画伯が、我々はどこから来たのかのエバの場面の版画化を試みて、ゴーギャンの影響の受けた浮世絵への世界へと還元化したのはきわめて興味深い試み。

2009年7月30日木曜日

ヒロ近藤(ds)&Dave Pike(vib)の動画


ロス在住のヒロ近藤(ds)さんがDave Pike(vib)との演奏の動画をYouTubeにアップしてます。
ヒロ近藤(ds)さんは、10月に来日ツアーを行うそうです。

2009年7月9日木曜日

iPhoneで迷惑かけていました m(__)m

4月から人事異動で職場が変わり、通勤経路も変わり、えらい早起きをするようになりました。電車ではiPhoneに電音のノイズキャンセリングヘッドフォンで主にクラシックを聴きながら、うたた寝をしているわけです。電音のノイズキャンセリング能力は非常に高くて、ほとんど車内アナウンスは聴けないようになります。そこでかつて無かった事態が我が身に起こるようになりました。なんと電車を乗り過ごすのです。それが1週間に3回も起こるようになって、真剣に考えました。そうだ、iPhoneの目覚まし機能を使おう。音源はマリンバ。時間になると音楽がフェイドアウトしマリンバがフェイドインしてきます。美事に乗り過ごしは無くなりました。これで3ヶ月過ごしてきたのですか、何か変。外部に音響でないようにしてあるのに、何かヘッドフォン以外からマリンバが出ているような気がしてました。そして昨日家で確認したら、音出を切っていて、イヤフォンジャックにプラグ挿していても、目覚まし音のマリンバは iPhoneのスピーカーからしっかり出てます。するとこれまで、電車の中で決まった時間にマリンバが流れていたのか(×_×)
みなさん、申し訳ありませんでした。(m_m)
早速音を消してバイブだけにする方法を考えました。動画はどうだ。とか試行錯誤するうちに、とりあえず着信メロディーを流すとバイブ機能が働くのだから着信メロディーの音量を絞る。これは成功!では、強烈なJEFF BECKの曲をいじって音量を殺して着信メロディーにしたらどうだ?大成功でした。でも曲のリズムにのるバイブではないけど。これで、ようやく携帯電話並みにバイブのみの目覚ましが実現しました。うーん、アメリカ人は電車やバスで音楽聴きながらうたた寝して目覚ましなんて状況はないのか。
調べてみたら、既にこれをレポートしてブログにアップしている方もいますね。ソフトウェアアップロードで目覚ましのバイブ機能生かして欲しい。

2009年7月4日土曜日

遠藤征志(p)trio 永塚博之(b)牧原正洋(tp) at代々木NARU

2009年7月1日代々木NARUでの遠藤征志trioを聴いてきました。
メンバーは、 遠藤征志trio 遠藤征志(p)永塚博之(b)牧原正洋(tp)
という珍しい組み合わせ。これが2度目の共演だそうです。
遠藤征志(p)はご存じ気鋭の俊英ピアニスト。ロマンティックなハードスインガーぶりが大好きです。

そして、名手永塚博之(b)の美しいバッキングと素晴らしいビューティフルなソロ。
牧原正洋(tp) の美事に美しいトランペットソロ!!

ファーストセットしか聴けなくて残念だったけれど、是非また聴きたいグループでした。

2009年6月28日日曜日

iPhone3GS到着

今日は、iPhone3GS32GBを購入してきました。




いままでのiPhone3GとSIMMを入れ替えて無事アクティベーション成功!!
すぐに試したのが、やっぱり動画撮影。
まあ、iPhoneの画面上では画質はよく分からない。youtubeにでもアップすればいいのかな。まだやってませんけど。
そして帰宅して、早速Macに接続して、同期しました。
アプリも無事同期完了と思ったら、メールの送受信が変(-。-;)
誰かが書いていたのは知っていたけれど、まさか本当に各アカウントのパスワードが同期されないなんて。
アップルらしくないなあ。ちゃちゃとアカウントも同期してしまえばいいのに。
Macにはキーチェーンアクセスがちゃんとあるのに。
5つのメールアカウントのパスワード入れるのに苦労しました。
特にソフトバンクのEメールのパスワードは2カ所有り、それも1つは送信サーバーの深い階層にあるのにはまいりました。
一日かかって、無事にアカウントの同期が終わりました。
新機能も未だ試していません。
サクサク感は素晴らしいのですが。特にsafari、youtubeはきびきびでした。
電波のつかみも少し良くなったようです。

2009年6月26日金曜日

Off LineでOnLine on iPhone

というわけで、昨年の混乱は嘘のように無事に、iPhone3GSが発売されました。
私も昨日、なじみのソフトバンクショップから電話をもらいました。「ご予約の白32GB、明日入荷が確定しました。何時頃来店されますか?」いやー、26日は遅くなっちゃうんでいけないです。27日も遠方に出かけるので。28日開店時に行ってアクティやりますと返事しました。発売一月ぐらいは様子を見てから購入と思っていたのですが、やはり意志の弱さで、つい予約。(^^ゞ
ショップに入って、店長と目が合うと、「予約ですよね。何GBで何色にしますか?」といきなりの質問。何も言わなくても商品が出てきてしまうのは、新宿の某CD・DVDショップとここぐらい。
これで、我が家のiPhoneは4台目になります。
今日の巷の評判ではサクサクで好評ですね。噂の磁石もいいみたい。
一日中会う人ごとに、どう新しいiPhoneは?という質問を受けたのに、まだ手に入れていないとがっかり回答を繰り返してました。
iPhoneOS3.0の方は、期待通りのコピペぐらいしか確認できてません。
唯一確認できた期待の機能強化Bluetooth!!
今回からヘッドフォンなども使用可能となったので、早速日曜日にLogitecのBluetooth受信機「LBT-AR200C2WH」をヨドバシで買ってきました。


iPhoneの一般設定画面でBluetoothをONにしてLBT-AR200C2WHの電源もON(青色の点滅から赤色への変化となんとも派手なランプ)、すると美事にiPhoneはLBT-AR200C2WHを認識。LBT-AR200C2WHには電音のヘッドフォンを接続。
ここでiPodを起動してBILL EVANSをかけると、美事にヘッドフォンからEVANSのピアノが流れてきました。中央のボタンでプレイとストップが、下側の二つの小型ボタンでボリュームの上下可能になります。
さらに、こいつはマイク内蔵なので、電話着信時にはボタンオンでヘッドセットに切り替わります。
これでiPhoneからうっとおしい線が外せました。繋がらないことの気持ちよさ。一度Off Lineにするともう元には戻れません。なんていう身軽さ(^^)/
唯一難点といえば、音質が少しこもる。まあOff LineでOnLineだから仕方が無いことなのですが。もともとAACやMP3などの圧縮音源の癖で、ノイズに弱い。PODCASTなどノイズっぽい音源を再生すると、そのノイズが増幅される感じで聴きにくい。
さて、新型iPhone3GSはBluetoothが進化しているはず。キーボードなどの周辺機器はどうかなあ。繋がったら最高なんですが。
日曜日の楽しみに取っておこう。

2009年6月19日金曜日

突然の夕暮れの輝き


今日も相変わらず多忙に紛れて、帰宅して寝るだけ。
風呂上がりに、何気なく聴いたTwilight Time/Benny Wallace


もともと結構好きなアルバムだっけど、今晩は稲妻に打たれたような衝撃を受けました。素晴らしい音楽。ジャズとブルースがニューオリンズで再会した最高にファンクでグルーブな黄昏の音楽。
録音メンバーは、Benny Wallace(Ts)、Dr. John(P, Organ),Stevie Ray Vaughn(G).John Scofield(G). Ray Anderson(Tb), Bob Cranshaw(B), Jack DeJohnette(Ds), Rabbit Edmonds(Sax), Eddie Gomez(B), Chris Parker(Ds), Bernard Purdie(Ds)
このメンバーだと、そこら辺に転がってるフュージョン系の音楽が想像されますが、そんなものとは一線を画す、ブルースとニューオリンズをベースにしたファンクなジャズの真髄。このゆったりしたグルーブの音楽は、最高!!
ここ10年ぐらいブルースに取り憑かれてから、初めて聴き直したアルバムだったけど、こんなに味わい深いアルバムだったのか!!
普通のジャズファンには、一聴ファンク系?とか思われてしまうかも。
でもここでの演奏の深さはただ者ではない。今となっては夢の組み合わせとなったBenny Wallace(Ts)、Dr. John(P, Organ),故Stevie Ray Vaughn(G)。Dr. John(P, Organ),Stevie Ray Vaughn(G)もジャズのジャンルでは最高のソロを披露します。これにベニーのごっついテナーが深く絡みます。

2009年6月13日土曜日

渡辺えり・小泉今日子・蒼井優・村岡希美in 楽屋

ええ、私の日記に演劇が出るなんてね。6月12日(金)は三軒茶屋シアタートラムにてシス・カンパニー公演で「楽屋」〜流れ去るものはやがてなつかしき〜を見てきました。
四人の女優の白熱のアンサンブルとソロの応酬を見てきた感じです。一番前の席でした。私の前をキョンキョンが歩いていきました。小劇場の演劇もいいもんですね。
楽屋 清水邦夫作 、演出 生瀬勝久 
女優A 渡辺えり、女優B 小泉今日子、女優C 村岡希美、女優D 蒼井 優

http://setagaya-pt.jp/theater_info/2009/05/post_154.html
話は、屋根裏の楽屋にて。下の舞台では、チェーホフのかもめが上演される。
主演は女優C 村岡希美。女優A 渡辺えり、女優B 小泉今日子はあるのかないのか出番を待っていつ果てることもなくメイクを続ける。そこに主演女優C がもどる。突然未だ少女のような女優Dが枕を抱えて現れる。女優D(どうやら女優Cのプロンプターだった?)は、もう健康になったので、女優C にニーナの役を返してくださいと執拗にせまる。ここから四人の女優の人生をかけた葛藤が表出される。ラストは女優A、女優B、女優Dが残り、観客など無き楽屋で三人姉妹を演じる。
演劇は全く疎いのですが、この女優という特殊人類の苦悩と希望と業を四人の名人芸で表出することがテーマのようです。
なんといっても、女優A 渡辺えりの名人芸!劇中演ずるマクベス夫人、切られの仙太、かもめのトリゴリンの圧倒的なうまさ!思わずジャズクラブにいる感覚で拍手を、、(^^ゞ
古今亭志ん朝名人演ずる黄金餅の例の寺までの口上さえ思い起こしました。
それに美事にからむ女優B 小泉今日子。こんなにいい女になっていたのか。眼前にたたずむ彼女の美しさ。女優D 蒼井 優のニーナのような精神不安な少女の鬼気迫る演技。女優A 、女優B 、女優Dがそれぞれ女優として挫折して、成功を渇望しているのに対して、女優Cは主演女優です。そんな女優Cが女優Dに激しく役を返して欲しいと詰め寄られると、思わず、これまでの主役を得るまでの努力と献身と女としての人生の犠牲の日々を振り返った強烈な女優論を叫び楽屋から去ります。残された3人の挫折者は紆余曲折ありながら、最後はチェーホフの三人姉妹をいつのまのにか演じ始めます。女優A 渡辺えりの演ずる長女オリガの台詞が、どん底にあるものにも希望があるという光をしめして舞台は暗転して終幕となりました。それぞれの持ち味を生かした4 大女優の配役の妙!!

2009年6月7日日曜日

Key To The Highway

日記です。
9月に待望の再来日公演決定のDerek TrucksのVideoを見ていました。
Key To The Highwayが圧倒的でした。
恵比寿で聴いたときも最高だったけど。

">

左にいるのは奥方。Susan Tedeschi
つい他の名演も聴きたくなって、
Bill "Jazz" Gillum
Sonny Terry & Brownie McGhee
憂歌団
などを聴いていました。
昨日も仕事で、どういうわけか相模線に乗って、茅ヶ崎へ。懐かしい街です。
偶然入ったレストランが、20年以上前に親しかった時計名職人と通った店だったことに帰りがけに気がつきました。電車の中ではPodcastでくりらじを聴いて暇をつぶしていました。DENNONのノイズキャンセリングヘッドフォンの有り難さ。静粛の疲労感の少なさ。
先日は本田インサイトの試乗もしてきました。気にいったなあ。本田のテイストも十分あって。ワインディングロードの反応などは想像つきませんが。最近ずっとそんなシテュエーションありませんが。衝動買いもありかな。帰宅して愛車に乗ってみれば13万キロ以上走っているのに、いまだに楽しめる!唯一あとで取り付けた松下のカーオーディオも必要十分な音質だし。AUX端子があるので、iPodもiPhoneもつながるし。何の手入れもしないのに良く健康で走ってくれる。
そういえば、最近、病気の話題が回りに多い。好きなピアニスト、同僚、友人など患っていて苦しんでいる。健康であることの大切さ。でも、ふと思ったのは、病気であることも人生の一部で、もしかして、病気とつきあって生きるという人生も受け入れないと。
そんな時に、聴く音楽が Key To The Highwayであり、
THE BANDのTHE WEIGHT

2009年5月30日土曜日

Mike Price Jazz Orchestra At Someday

2009年5月29日新宿サムデイでのMike Price Jazz Orchestraを聴いてきました。



集中豪雨のような仕事の山の隙間の金曜日。早く切り上げて、サムデイに向かったのでした。
疲れているときには、BIGBANDのスイングとハーモニーに浸るのが何よりの疲労回復効果です。

Mike Price Jazz Orchestra
メンバ− 
大山日出男(as, clar)鈴木直樹(as)
川村裕司(ts) 佐藤達哉(ts)
宮本大路(bs)
田中哲也(tp), 菊地成浩(tp)
高橋一光(tp) , 今里通夫(tp)
西山健治(tb)滝本尚史(tb)北原雅彦(tb)
堂本雅樹(tb)稲垣 貴庸(d)
井上祐一 (p), 山下弘治(b)
マイク・プライス(trumpet & conductor)

マイク・プライスの練達のソロ、
大山日出男のジョニー・ホッジス真っ青のムーディーなソロ、
鈴木直樹のアルトと特にクラリネットの美しいソロ
川村裕司(ts) 佐藤達哉(ts)のテナーバトル
宮本大路(bs)のいつもの素晴らしい歌心あふれるバリトンソロ
稲垣 貴庸(d)のビッグバンドドラムの真髄!!
井上祐一 (p)の短い出番でもとことん美しく決めるソロ
そしてビッグバンドでも美事に重厚で引き締まった演奏でバンドを支える山下弘治(b)
ラストナンバーのDIMINUENDO & CRESCENDO IN BLUEには圧倒されます。
マイク・プライス曰く「辞書でスイングを調べても分からないけれど、この曲を聴けばスイングとは何かが分かります。」

2009年5月29日金曜日

田辺充邦(g)さんの動画

田辺充邦(g)さんは、私の大好きなギタリストですが、昨夜いい動画があるのに気づきました。
MY ONE AND ONLY LOVE


いい演奏で、iPhoneとかiPodとかに入れて、安らぎたいときに眺めるのが最高です(^_^)

2009年5月17日日曜日

尾田悟 4 TENORS BATTLE LIVE

2009年5月13日(水)Bflat赤坂で久しぶりの尾田悟 4 TENORS BATTLE LIVEを聴いてきました。

(リンクの動画右下のHQをクリックすると幸せになれるらしい)


メンバーは尾田悟(ts), 三木俊雄(ts), 岡淳ts), 浜崎航(ts),
守屋純子(p), 岸徹至(b), 安藤正則(ds).
現在考えられる最高のテナー陣の組み合わせの一つです。尾田悟といえば、日本最長老のテナーでありながら今も日々進化を遂げている驚異のテナーマン。目の手術から、スポットライトがまぶしくなって今日も眼鏡をつけての登場です。
三木俊雄(ts)はご存じフロントページオーケストラのリーダーとして、また自己のグループを率いて大活躍のテナー奏者、


岡 淳 (ts)は自己のグループやユニークなサックスカルテット「サキソフォビア」で大活躍(楽譜用にこちらも眼鏡ですがなかなかお似合いです)、ちなみに三木俊雄(ts)と同期かな。この世代のサックス陣は充実しています(日本サックス界を牽引している)。


そして浜崎航(ts)は浜崎航・堀秀彰(p)グループや様々なセッションで大活躍の気鋭のサックスドクター(&釣り師?)
4 TENORS BATTLEといえば守屋純子(p)!!ご存じ守屋純子オーケストラ(メンバーの豪華さでも驚異的なバンドです)を率いて、オーケストラリーダーとして作編曲家として、素晴らしいピアニストとして大活躍です。この4 TENORS BATTLEでもアレンジを提供し、ピアニストとして音楽の底流をグルーブかつ柔和なニュアンスで構築していきます。このバンドのキーパーソンズです。岸徹至(b), 安藤正則(ds)の二人のリズムセクションはよく守屋純子のグループでその若若しくダイナミックで堅実なプレイを聴いています。

忙しさに紛れて一月ぶりのジャズでしたが、各人の驚異のソロを楽しみ、くつろげたライブならではのひとときでした。

2009年4月29日水曜日

マイク・プライス ジャズ・オーケストラ

ちょっと前になりましたが、2009年4月10日(金)Bflat赤坂にて、
マイク・プライス ジャズ・オーケストラ スミソニアンJazzライブを聴いてきました。


アメリカワシントンDCにあるスミソニアン協会によって催される
「スミソニアンジャズ感謝月間イベント」の一貫としてのマイク・プライスジャズオーケストラの記念公演です。スミソニアン協会はクラシック・ジャズとも歴史的なアルヒーフで有名ですが、コンサートシリーズもクリエイトしています。「このイベントでは、歴史的財産であり現代でも愛され続けるジャズの
巣晴らしさを、感謝をもって世界中のバンドが演奏します。」
http://www.smithsonianjazz.org
MIKE PRICE JAZZ ORCHESTRA celebrates JAZZ APPRECIATION マイク・プライス・ジャズ・オーケストラ
メンバーは
佐久間勲(tp)Sakuma, Isao, 田中哲也(tp)Tanaka,Tetsuya
高橋一光(tp) Takahashi, Ikko, 今里通夫(tp)Imazato Michio
西山健治(tb)Nishiyama Kenji, 内田光昭 (tb)Uchida, Mitsuaki
橋本佳明 (tb)Hashimoto Yoshiaki,
堂本雅樹 (bass tb) Domoto Masaaki
大山日出男(as, clar)Ohyama, Hideo, 鈴木直樹(as) Suzuki, Naoki
川村裕司(ts)Kawamura, Yuji, 佐藤達哉(ts)Sato, Tatsuya
宮本大路(bs)Miyamoto Dairo
佐藤浩一(p) Sato, Koichi 稲垣貴庸(d)Inagaki, Yoshinobu ,
マーク・トーリアン (b)Mark Tourian
マイク・プライス(tp,指揮)Mike Price
当日は仕事の関係で1ST SETだけしか聴けませんでしたが、きわめて興味深い選曲、ダイナミックで奥深い演奏に感銘を受けました。
1.THREE THOUGHTS - Dee Barton作曲
2.JUICER IS WILD - Roger Neumann作曲、Buddy Richにより演奏され3.BEST COAST - John LaBarbera作曲、Buddy Rich bandらしい雰囲気を4.THREE & ONE - Thad Jones/MelLewis Orchestraのテーマ楽曲。
5.PASSION FLOWER - Billy Strayhorn作曲
6.MADNESS IN GREAT ONES - Duke Ellingtonが作曲したシェクスピア組曲“Such Sweet Thunder”より一番エキサイティングな曲をフィ−チャ−。
7.TELECASTERS -“Such Sweet Thunder”よりもう一曲。
8.ZOOT & AL - Stan Kenton Orchestra-Bill Holmanが作曲
オケのアンサンブル、シャープでダイナミックな楽器群の冴え!!
もちろんMIKE PRICEのトランペットの、名人芸にも圧倒されます。

2009年4月25日土曜日

A reencounter with the old friend

おそらく、30年ぶりだろう。ハヤカワミステリマガジン6月号を買いました。
「特集ウェストレイクを忘れない」のためです。
D.E.ウェストレイクが12月メキシコで客死していたのを知らなかった。
現役の作家では、最も好きな作家だったのに。
D.E.ウェストレイクとしても、タッカー・コウとしても、大好きだったけれど、なんといっても、作家リチャード・スタークが素晴らしかった。
悪党パーカーシリーズのハードボイルドの本質をえぐる悪漢小説作家としての手腕の冴え!!
パーカーの信念にみちた悪党の矜持。ご存じのように、悪党パーカーシリーズはハヤカワポケットミステリーやハヤカワミステリー文庫、角川文庫で出版されていて、一時かなり入手不能な時期があり、探し回りました。自由が丘の今は無きマニアックな古書店では、かなりのプレミアがついていたけれど、喜んで買ったな。そして、1970年代に悪党パーカーシリーズ「殺戮の月」を発表してから20年以上新作が発表されず、パーカーは消えたのかと思っていました。それがメル・ギブソン主演で「人狩り」のリメイク作品映画「ペイ・バック」が発表されるのに合わせように、1997年ついに「エンジェル」で悪党パーカーは復活し、狂喜しました。その後も「ターゲット」「地獄の分け前」「電子の要塞」と順調に発表され、老いてますます盛んな筆の冴えに喜んでいたのに。名翻訳家、木村二郎氏のエッセイも良かった。そして敬愛する日本のハードボイルド界の第一人者矢作俊彦氏がエッセイを書いています。おお、なんと矢作氏も悪党パーカーシリーズの大ファンだったのか!!
何と今号からハヤカワミステリマガジンに、矢作俊彦+司城志朗作品で「悪党パーカー」オマージュとして「犬なら普通のこと」の連載が始まりました。沖縄を舞台にした悪漢小説シリーズの誕生に乾杯!!
そして、もう一つの再会が4月21日L.A.であったようです。
JEFF BECKのUSAツアーも半ば過ぎかな、El Rey でのJEFF BECKのコンサートに何とROD STEWARTが乱入しました。そして、PEOPLE GET READY とAin't Superstitious(41年ぶり)の二曲を歌いました。





よく見えないけれど、もしかしてJEFF BECKの目に涙?
旧友再会の感動のシーンです。

2009年4月6日月曜日

Jeff Beck and Jimmy Page

やっぱり、4月は人事異動の季節で、身辺あわただしくて、大忙しです。(^^ゞ
先日、敬愛するJEFF BECKがRock and Roll Hall of Fameを受賞して、記念のパフォーマンスがyou tubeにまだアップされてます。
今度は、 Jimmy Page ,Ron Woodとの共演です。


2009年3月20日金曜日

山田拓児(as) at 町田Nica's

町田Nica'sで山田拓児(as)グループを聴いてきました。
メンバーは、片倉真由子(p)、本川悠平(b)、二本松義史(ds)
いやー、久しぶりに若い人のエネルギー溢れる火の出るような演奏を聴いた!!
山田拓児(as)のストレートでコントロールの聴いたアルトの美しさ。
そして片倉真由子(p)の素晴らしさ。この世代では最高かと思えるブロックコードの美事な展開、グルーブで美しい旋律線の美事さ!!
そして、本川悠平(b)のダイナミックで圧倒的なベースソロ。
二本松義史(ds)のおお、エルビンと思わせる地に足がついた力強くドッシリしたビートの効いたドラミング。
演奏ナンバーもスタンダード中心で、山田拓児の今風なオリジナル曲も親しみやすくていいなあ。
所用があってワンステージしか聴けなかったのが残念でした。

2009年3月17日火曜日

今や、大ベストセラー作家となった私の大好きな映画評論家・コラムニストの町山智浩。
町山智浩のPodCastingは自身の配信で
EnterJam 町山智浩のアメリカ映画特電(絶対お勧めです)
http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewPodcast?id=286146213
そして、TBS RADIOのストリーム「コラムの花道」火曜日
http://www.tbsradio.jp/st/column/
残念ながら「コラムの花道」は今月いっぱいで打ち切りです。残念です。良く電車の中で聴かせてもらいました。おもわず浮かんでくる爆笑を押さえて目を閉じていますが、肩はふるえ顔がゆがむ姿は前にいる女性に恐怖と警戒心を起こさせたことでしょう(^^ゞ
聴いたことが無い人は早めに聴いてダウンロードしましょう。すぐにデータ無くなるそうです。
3/17(火)の町山智浩のコラムは必聴です。アメリカでの投資解説者とコメディニュースキャスターのガチンコ対決でニューエコノミックスの幻影と罪と影を曝きます。さらに返す刀で町山智浩は日本の構造改革なるモノを推進したメディアについて触れ、その総括無き現状を追求します。さすが町山智浩切れ味舌鋒鋭くて笑えます。

2009年3月13日金曜日

Jeff Beck and Tal Wilkenfeld Bass solo

YOUTUBEで大阪の例のベース連弾・二人羽織がアップされています。
ありがとうございました。

2009年3月5日木曜日

レイモンド・チャンドラーを探して

今晩、あのサンコーレアモノショップで買ったクランプ式キーボードトレイとレストマンを組み立てている(両方衝動買い)と、長男が部屋に入ってきて、レイモンド・チャンドラーの本全部読みたいとのこと。
村上春樹のロンググッドバイは既に見つけたとのこと。早速本を積んである小部屋に行って探索活動を始めました。早川のミステー全集の形で長いお別れとプレイバックがあり、他作品はポケミスと創元ミステリー文庫で全部あるはず。もうかれこれ20年以上見かけていない本達が見つかりません。懐中電灯と梯子を登り降りし、2段以上積み重なって、さらに前後に重なっている本達の中から文庫本達は発見(^-^)/
しかし、全集本の清水俊二先生の名訳の長いお別れとプレイバックはついに発見できず。まあ、どこでも文庫なら入手できるのですが、あの赤い装丁?の重い本に思い入れがあります。
それ以外に、レイモンド・チャンドラー語る、ハメットとチャンドラー、マーロウ最後の事件、プードルスプリング物語等等、関連書や研究書は出てきたのですが。この際、もう一度、チャンドラーの短編を読んで、ロスの裏町をうろついて薄汚れた商売をしている騎士の独白を眺めましょうか。

2009年2月28日土曜日

守屋純子Orchestra Groovin' Forward 2009 コンサート




今晩2月27日は、新橋ヤクルトホールで、守屋純子Orchestra Groovin' Forward 2009 コンサートを聴いてきました。
なんと今月まだ2回目のジャズ、、、忙しい月だった(^^ゞ
守屋純子Orchestraのメンバーはおなじみの日本ジャズ界を代表するスタープレイヤーぞろい。




近藤和彦、緑川英徳(AS)、小池修、アンディ・ウルフ(TS)、宮本大路(BS)
片岡雄三、佐藤春樹、パット・ハララン、山城純子(TB)
エリック・ミヤシロ、木幡光邦、岡崎好朗、高瀬龍一(Tp)
納浩一(B)、大坂昌彦(Drs) 





突き出しの舞台でMCを決める守屋純子!!ここで1曲歌えば受けた!!

新アルバムのGroovin' Forward の曲目中心の素晴らしいコンサートでした。
華麗なビッグバンドのハーモニーあり、素晴らしいモンクナンバーの解釈あり、対位法のピアノソロあり(グールドがエバンスナンバーをやったらこうなる?)、守屋純子の涙がしたたるペンで書き上げたエレジーありと見所聴き所満載のコンサートでした。前進し続ける音楽家守屋純子の真髄を見せつけられました。


2009年2月21日土曜日

さいたまスーパーアリーナのBECK&CLAPTON





今日2月21日と明日2月22日二日間のみのさいたまスーパーアリーナ公演。
JEFF BECKとERIC CLAPTONの競演。




初日の今夜の出来は、、最高でした!!
それぞれのバンドでワンステージずつ、そして第3セットが二人の競演。
まずはJEFF BECKのグループが短い時間ながら、いっそう凝縮した高密度な演奏。
ベースの連弾も出ましたし、噂のアンコール曲も披露!!
ここでセット交換のため休憩。
続いてERIC CLAPTONのバンドが、こちらもJEFFに煽られてか凄い熱気の演奏に。
このセットが終わると休憩なしで、少しの間しかとらずに二人の登場。
だれもが想像するでしょうが、お互いに40年ぶりの同窓会みたいに友人の話など
昔話に花が咲くといった再開セッションになるのかなという予見は見事に覆されました。
JEFF BECKのような職人肌の巨匠には軽く流すようなセッションなどはありえず、
徹底的に本気の演奏!!こうなれば、ERIC CLAPTONとて、GODといわれたスローハンドの腕の冴えで返します。
二人の真剣勝負の力の入る演奏に鳥肌が立ちました。
アンコールは事前の予告通り、驚きの曲でした。
明日は、さらに凄い演奏となることでしょう。
もし、時間がある方は当日券でどうぞ。
チケット価格以上の価値は絶対にあり!!