2009年11月28日土曜日

ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲

ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールが八王子市で開催されています。

その記念イベント「ENTRANCE THE CASSADO2009」
が八王子市内で様々に繰り広げられています。
私も、コンクールに知人がいるとあって、八王子のあのジャズ喫茶「はり猫」で開催された「まちなかコンサート」を聴いてきました。チェロとピアノのデュエットでした。
若い演奏家で根本さんと渡辺さんと伺いました。
さて、演奏はというと、なんと ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲のピアノ伴奏版?
それに、シューマン、ラフマニノフなど渋い選曲。
ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲はスコアも持っていないし、コンサートでも一度しか聴いたことがない(多分チョン・ミュン・フン指揮だった)ので、全く分からないも同然ですが。
この若いコンビの抑制の効いた演奏ぶりと、ときおり起こる ショスタコーヴィチの激情の爆発も美事に描ききっている手腕に感心したな。
さらに、ラフマニノフなどでのチェロならではの甘美な歌いぶりも素晴らしい。
はり猫の小空間と美事にマッチしていました。
帰宅のついでに、新宿紀伊国屋書店でポイントカードを作ってきました。紀伊国屋で購入することが多い者にとっは、このサービスは無ければね。
今日の収穫は、浅田次郎の「ハッピー・リタイアメント」
ハメット特集を掲載のハヤカワミステリーマガジンその他。
今月はあまり無いのかなあ。

2009年11月1日日曜日

ようやく霜月

11月になって、ようやく4月からの何本も平行していたプロジェクトが一段落。と安心したら、木曜日から風邪こじらせました(^^ゞ
昨日は体調復活したので、新宿に。
西新宿のCDSHOPに半年ぶりに顔を出しました。
そして紀伊国屋で本を買ってきました。先月買った分もテーブルに重なっているのに、、、
待ち焦がれていた新作が目白押し。
スティーブン・ハンターの新作「黄昏の狙撃手」、、ボブ・リー・スワーガーシリーズの最新翻訳。
デイビッド・ハルバースタムの「ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争」
あのベストアンドブライテストの衝撃から何年たっただろう。偉大なジャーナリスト、デイビッド・ハルバースタムの遺作。この最終稿のゲラを仕上げている最中に交通事故死。あれは大学4年の時機会があって、来日していた彼に質問したことがありました。その時の彼は学生のつたない質問に丁寧にかみ砕いて優しい言葉で答えてくれました。そんな偉大な作家も2007年4月23日に逝ってしまった。彼が健在なら、きっとオバマ政権とアメリカについて真摯な分析をしてくれたろうに。
そして、お互いに「悪党パーカー」に呼ばれているんだなと実感した、矢作俊彦・司城志朗共作の「犬なら普通のこと」
ハヤカワミステリーマガジンの連載時から一部の熱狂的ファンの話題を呼んでいた作品です。ミステリーマガジンも買っていたから、だぶってます。一応単行本化で大幅加筆修正とあります。悪漢小説なら任せろという意気込みでしょうか。もちろん、ウエストレイクへのオマージュです。
そして、今もっとも読まれている学者の一人、福岡伸一の旧作で「生物と無生物のあいだ」
松本清張の「神々の乱心」を読んだ勢いで買ったのが、筒井清忠の「2.26事件とその時代」
清水草一「高速道路の謎」
栗田勇「道元の読み方」
ウイリアム・K・クルーガー「煉獄の丘」
ウイリアム・K・クルーガー「2度死んだ少女」
今月は、ようやく週末にはジャズにも行けるかな。