2018年11月13日、新宿ピットインで、守谷美由貴(as)トリオ、with 永武幹子(p)今泉総之輔(ds)特別ゲスト 細井徳太郎(g)を聴いてきました。
守谷美由貴(as)オリジナル曲のM'sジレンマや
山下洋輔トリオのナンバーのミナのセカンドテーマ、クレイ(森山威男作品)、キアズマを
守谷美由貴(as)の硬軟自在のアルトが熱く奏でます。
超高速ソロも完全にコントロールできるインプロ手腕も素晴らしい!
バラードでの深い呼吸の歌い方も納得です。
これに今泉総之輔(ds)の強力ドラムが基礎を支えます。
パルシブな要素を要求される曲を見事にこなします。
そのドラミングは、大きな波がよせてくるかのようなうねりを感じました。
永武幹子(p)のピアノが印象派風なソロ!
特別ゲストの細井徳太郎のギターが圧巻のパワー演奏!
浮遊感漂うイントロから、山下洋輔トリオナンバーなどでの歌い叫び、うねるギターが圧倒的でした。
色々、聴き所満載の素晴らしいライブでした。
2018年11月16日金曜日
西村有香里(ts) duo with 吉田桂一(pf) @町田INTO THE BLUE
2018年11月8日、西村有香里(ts) duo with 吉田桂一(pf) @町田INTO THE BLUEを聴いてきました。
関西で活躍中の西村有香里(ts) のテナーを初めて聴きました。
これに名手・吉田桂一(p)が共演します。
西村有香里(ts) のテナーは、いまどき珍しいメインストリームそのものでした。
バップチューンを淀みなく紡ぎ出し、バラードプレイではじっくり深く歌い上げます。
ストレートで自然体の素晴らしいテナープレイは驚きでした。
吉田桂一(p)のいぶし銀のピアノプレイはいつもながら圧巻でした。
印象的な左手のフレーズでテナーを支える美事なバッキング、
目を見張るバッププレイや心に染みる美しいソロ!
つぼを押さえた小粋なサウンドと哀愁漂うサウンドには脱帽です。
西村有香里(ts) と吉田桂一(p)の初共演とは思えないスリリングで美しい絡みは圧巻でした。
素晴らしいデュオライブでした。
関西で活躍中の西村有香里(ts) のテナーを初めて聴きました。
これに名手・吉田桂一(p)が共演します。
西村有香里(ts) のテナーは、いまどき珍しいメインストリームそのものでした。
バップチューンを淀みなく紡ぎ出し、バラードプレイではじっくり深く歌い上げます。
ストレートで自然体の素晴らしいテナープレイは驚きでした。
吉田桂一(p)のいぶし銀のピアノプレイはいつもながら圧巻でした。
印象的な左手のフレーズでテナーを支える美事なバッキング、
目を見張るバッププレイや心に染みる美しいソロ!
つぼを押さえた小粋なサウンドと哀愁漂うサウンドには脱帽です。
西村有香里(ts) と吉田桂一(p)の初共演とは思えないスリリングで美しい絡みは圧巻でした。
素晴らしいデュオライブでした。
2018年11月6日火曜日
小島のり子(fl)のニューアルバム「any time」のCD発売記念ライブ@吉祥寺サムタイム
11月5日は、吉祥寺サムタイムで小島のり子(fl)のニューアルバム「any time」のCD発売記念ライブを聴いてきました。
メンバーは、小島のり子(fl)、天野 丘(g)、落合康介(b)
1曲めはトラディショナルなナンバーからグリーンスリーヴス
小島のり子(fl)の美しいソロが印象的な演奏です。
2曲目が I Remember You
小島のり子(fl)の独特のジャジーなフレージングがめくるめく展開を繰り広げて聴かせます。
天野 丘(g)のピックを使わないギターソロが不思議な飛翔感とともにグルービーなソロを奏でます。
3曲目がFred Herschの作品で“A Lark” [dedicated to Kenny Wheeler]
Kenny Wheelerに捧げられた曲です。
ひばりの天に昇るかのようなテーマに乗って小島のり子(fl)のソロが美しい。
落合康介(b)のベースの美しいサウンド!
ハーモニーが印象的な天野 丘(g)のギターソロ!
4曲目が小島のり子(fl)のオリジナルで雪男ウォーキン
魚沼産の銘酒「雪男」にインスパイアされた作品だそうです。
雪男が道に迷った旅人を助けると言うユーモラスな作品です。
落合康介(b)のベースが雪男の歩く様を美事にユーモラスに描きます。
小島のり子(fl)はなめらかなフルートサウンドから徐々に強いアタックを取り混ぜて、表現豊かに雪男を描きます。
5曲目は、Denny Zeitlin作品の Quiet Now
天野 丘(g)のギターのうっとりする美しいイントロ!
小島のり子(fl)のフルートのソロが深い叙情を歌い上げ、カデンツァで泣かせます!
第二セット
1曲目はパット・メセニー作曲 トラベルズ
芳しい大地の香りがする演奏でした。
ここで小島のり子(fl)が私はジャズクラシックが大好きですと言って始めます。
おなじみの名曲、Benny Golson作曲のStablemates
小島のり子(fl)は必ずライブでこういうジャズの名曲中の名曲を取り上げてきました。これが私にはいいんだなあ。
アタックと歯切れの良い力強いフルートソロストレートなジャズの王道ともいうべき演奏!
天野 丘(g)のうなるギターは美事なハードバップ解釈!
3曲目は、チャールズ・ミンガス作曲の直立猿人 Charles Mingus, "Pithecanthropus erectus",
落合康介(b)のベースが目を見張るような力強いソロから始まり、
あの有名なテーマを小島のり子(fl)はフルートの低い音から初めて凄絶に演奏します。
天野 丘(g)のギターのコードワークも印象的!
さらに激しく飛翔し展開する小島のり子(fl)のソロは圧巻のアタックを繰り広げエンディングへ。
4曲目は、小島のり子(fl)のオリジナルの盆踊りブルース。
日本三大盆踊りの一つ、西馬音内の盆踊りにインスパイアされた作品だそうです。
取っつきの良い、かっこいいテーマはもうジャズスタンダードと見間違うかのような曲です。
小島のり子(fl)のテーマの演奏につないで、落合康介(b)のベースが鋭くリズミックなソロを決めます。
天野 丘(g)のギターがコンテンポラリーなブルースソロを火花が出そうに繰り広げます。
小島のり子(fl)のヒートアップしたフルートのソロがいつの間にかお囃子に変わり、ベースは盆踊りを想起させ、あーこういう曲なのかと印象付けられました。
5曲目はセロニアス・モンク作曲のエビデンス
ご存知の通り、元の曲は、JUST YOU JUST MEです。これを縮めるとジャスティス、、、だからEVIDENNCE
小島のり子(fl)のフルートは、もうセロニアス・モンク作品ならではの躍動し飛翔し、歌い、吹きまくります。
天野 丘(g)のギターもピックを使わない指を駆使した多彩なハーモニーと印象的なソロラインを刻みます・
落合康介(b)のベースのソロの圧巻でした。
三者の4小節交換も目を見張るソロの応酬でした。
あっという間の2ステージでした。
聴衆のやんやの声に応えてアンコールは
My Romance
小島のり子(fl)の確信に満ちたフルートの美しいバラード解釈が印象的なすばらしいライブでした。
さっき、小島のり子(fl)の新作CD 「any time」聴きましたが、ライブの印象とはかなり変わって透明感と硬質なリリシズムに溢れた音楽が圧巻でした。
メンバーは、小島のり子(fl)、天野 丘(g)、落合康介(b)
1曲めはトラディショナルなナンバーからグリーンスリーヴス
小島のり子(fl)の美しいソロが印象的な演奏です。
2曲目が I Remember You
小島のり子(fl)の独特のジャジーなフレージングがめくるめく展開を繰り広げて聴かせます。
天野 丘(g)のピックを使わないギターソロが不思議な飛翔感とともにグルービーなソロを奏でます。
3曲目がFred Herschの作品で“A Lark” [dedicated to Kenny Wheeler]
Kenny Wheelerに捧げられた曲です。
ひばりの天に昇るかのようなテーマに乗って小島のり子(fl)のソロが美しい。
落合康介(b)のベースの美しいサウンド!
ハーモニーが印象的な天野 丘(g)のギターソロ!
4曲目が小島のり子(fl)のオリジナルで雪男ウォーキン
魚沼産の銘酒「雪男」にインスパイアされた作品だそうです。
雪男が道に迷った旅人を助けると言うユーモラスな作品です。
落合康介(b)のベースが雪男の歩く様を美事にユーモラスに描きます。
小島のり子(fl)はなめらかなフルートサウンドから徐々に強いアタックを取り混ぜて、表現豊かに雪男を描きます。
5曲目は、Denny Zeitlin作品の Quiet Now
天野 丘(g)のギターのうっとりする美しいイントロ!
小島のり子(fl)のフルートのソロが深い叙情を歌い上げ、カデンツァで泣かせます!
第二セット
1曲目はパット・メセニー作曲 トラベルズ
芳しい大地の香りがする演奏でした。
ここで小島のり子(fl)が私はジャズクラシックが大好きですと言って始めます。
おなじみの名曲、Benny Golson作曲のStablemates
小島のり子(fl)は必ずライブでこういうジャズの名曲中の名曲を取り上げてきました。これが私にはいいんだなあ。
アタックと歯切れの良い力強いフルートソロストレートなジャズの王道ともいうべき演奏!
天野 丘(g)のうなるギターは美事なハードバップ解釈!
3曲目は、チャールズ・ミンガス作曲の直立猿人 Charles Mingus, "Pithecanthropus erectus",
落合康介(b)のベースが目を見張るような力強いソロから始まり、
あの有名なテーマを小島のり子(fl)はフルートの低い音から初めて凄絶に演奏します。
天野 丘(g)のギターのコードワークも印象的!
さらに激しく飛翔し展開する小島のり子(fl)のソロは圧巻のアタックを繰り広げエンディングへ。
4曲目は、小島のり子(fl)のオリジナルの盆踊りブルース。
日本三大盆踊りの一つ、西馬音内の盆踊りにインスパイアされた作品だそうです。
取っつきの良い、かっこいいテーマはもうジャズスタンダードと見間違うかのような曲です。
小島のり子(fl)のテーマの演奏につないで、落合康介(b)のベースが鋭くリズミックなソロを決めます。
天野 丘(g)のギターがコンテンポラリーなブルースソロを火花が出そうに繰り広げます。
小島のり子(fl)のヒートアップしたフルートのソロがいつの間にかお囃子に変わり、ベースは盆踊りを想起させ、あーこういう曲なのかと印象付けられました。
5曲目はセロニアス・モンク作曲のエビデンス
ご存知の通り、元の曲は、JUST YOU JUST MEです。これを縮めるとジャスティス、、、だからEVIDENNCE
小島のり子(fl)のフルートは、もうセロニアス・モンク作品ならではの躍動し飛翔し、歌い、吹きまくります。
天野 丘(g)のギターもピックを使わない指を駆使した多彩なハーモニーと印象的なソロラインを刻みます・
落合康介(b)のベースのソロの圧巻でした。
三者の4小節交換も目を見張るソロの応酬でした。
あっという間の2ステージでした。
聴衆のやんやの声に応えてアンコールは
My Romance
小島のり子(fl)の確信に満ちたフルートの美しいバラード解釈が印象的なすばらしいライブでした。
さっき、小島のり子(fl)の新作CD 「any time」聴きましたが、ライブの印象とはかなり変わって透明感と硬質なリリシズムに溢れた音楽が圧巻でした。
守谷美由貴(As)セッション @小岩COCHI
10月27日は小岩COCHIで、守谷美由貴(As)セッション
メンバーは、清水絵理子(P)鈴木央紹(Ts)原大力(Dr)
の演奏を聴いてきました。
守谷美由貴(As)のスピード感あふれ、歯切れよいアルトサウンド!
バップナンバーでの息を飲む展開のソロ!
バラードでの深い呼吸のアルトソロは素晴らしい!
鈴木央紹(Ts)の美しいテナーサウンドと圧倒的な歌心はいつも感心します。
守谷美由貴(As)のアルトとのめくるめくハーモニーと火を吹くような掛け合いも見事でした。
そしてバップナンバーでは、目も冴えるようなフレーズをこれでもかというぐらいに吹きまくります。
清水絵理子(P)の美しいピアノサウンド。
管楽器のバックでは、美しい和音から変幻自在のボイシングで曲の世界観を広げます。
ソロでは、飛翔し跳躍するピアノ!予想を超える展開の音楽が繰り広げられます。
原大力(Dr)の力感溢れる圧巻のドラミング!そして繊細で歌心溢れるブラッシュワークはソロイストを引き立てます。
あっという間の2ステージでしたが、素晴らしい顔合わせのセッションは最高でした。
メンバーは、清水絵理子(P)鈴木央紹(Ts)原大力(Dr)
の演奏を聴いてきました。
守谷美由貴(As)のスピード感あふれ、歯切れよいアルトサウンド!
バップナンバーでの息を飲む展開のソロ!
バラードでの深い呼吸のアルトソロは素晴らしい!
鈴木央紹(Ts)の美しいテナーサウンドと圧倒的な歌心はいつも感心します。
守谷美由貴(As)のアルトとのめくるめくハーモニーと火を吹くような掛け合いも見事でした。
そしてバップナンバーでは、目も冴えるようなフレーズをこれでもかというぐらいに吹きまくります。
清水絵理子(P)の美しいピアノサウンド。
管楽器のバックでは、美しい和音から変幻自在のボイシングで曲の世界観を広げます。
ソロでは、飛翔し跳躍するピアノ!予想を超える展開の音楽が繰り広げられます。
原大力(Dr)の力感溢れる圧巻のドラミング!そして繊細で歌心溢れるブラッシュワークはソロイストを引き立てます。
あっという間の2ステージでしたが、素晴らしい顔合わせのセッションは最高でした。
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