1曲目は、ハンク・モブレイ作品の ソールステーション
岡 淳 (ts)のグルーブ感溢れる滑らかなテナーソロは次第に熱く展開し激しいブロウ!!
宮之上貴昭(g)の頭からカッコイイフレーズ連発の熱いソロ!!
岡 淳 (ts)と宮之上貴昭(g)の相互に触発し反応し合う掛け合いが聴かせます。
2曲目は、冬にちなんだ曲で、The Modern Jazz Quartet のSkating in Central Park
岡 淳 (ts)の御尊父の愛聴された曲だそうです。
宮之上貴昭(g)の静かなイントロから、
岡 淳 (ts)のフルートが美しいテーマメロディーを奏で、流麗に美しいメロディーのソロを吹き、最後はソウルフルに歌い上げます。
奥平真吾(ds)のブラシワークの繊細な美しさ!!
宮之上貴昭(g)のギターも美しいフレーズを連発します!!
俵山昌之(b)のメースソロが美しいラインを刻んでいきます。
3曲目は、The Shadow Of Your Smile
宮之上貴昭(g)のギターはアップテンポで曲を開始し、
岡 淳 (ts)のテナーがスムースなラインでソロを進め伸びやかな展開で音楽を深め、圧巻のブロウ!!
奥平真吾(ds)の切れ味鋭いスネアショットに飛び散るシンバルサウンドが曲を引っ張ります!
宮之上貴昭(g)のギターがグルービーなラインをはじき、オクターブ奏法に、目を見張るようなコードワークにうきうきして聴きいります。
これに奥平真吾(ds)の小気味よいビートが絡んで曲はヒートアップ!!
4曲目は、バラードで、Teach Me Tonight
岡 淳 (ts)はソフトに曲に入り、太い音色でしっとりと歌い上げるテナーソロ!!
宮之上貴昭(g)のじっくり歌い上げるギターソロ!!
俵山昌之(b)の太い音色の流麗なベースソロ!!
岡 淳 (ts)のテナーに絡む宮之上貴昭(g)のギターコードが心地良い!!
5曲目は、クリフォード・ブラウンの作品で、Daahoud
岡 淳 (ts)のテナーがアップテンポで曲を開始し、クリアーなテナーサウンドで,これぞハードバップというめくるめくラインのソロを聴かせます!!
奥平真吾(ds)のでドラムが重量感あふれ小気味よいタイミングで煽る煽る!!
宮之上貴昭(g)の親指と弦の間に火花が飛ぶような燃えるギターソロ!!カッコイイフレーズを連発します!!目を見張るコードワーク!!
外の寒さを吹き飛ばすような熱いソロの応酬です。
奥平真吾(ds)のドラムと、岡 淳 (ts)のテナー、宮之上貴昭(g)のギターの三者の秘技を尽くした凄絶な四小節交換!
そして奥平真吾(ds)のスネアのすさまじいパワーとはじけ飛ぶシンバルサウンドが圧巻のドラムソロ!!
2セット目は、
トロンボーンの志賀 聡美がシットインしてくれました。
1曲目は、Beautiful Love
宮之上貴昭(g)のギターの軽快なイントロに乗って、
志賀 聡美が歌心あふれるトロンボーンソロをじっくり聴かせます!
岡 淳 (ts)の時にユーモラスなリフもまじえて、淀みなくあふれ出る美しいフレージングのソロ!!
宮之上貴昭(g)のこれまた、素晴らしいフレーズをつぎつぎに繰り出すギターソロ!!
俵山昌之(b)のはずむようなラインのベースソロが聴かせます!!
2曲目は、Thelonius Monk作品で、Blue Monk
岡 淳 (ts)のフルートがアップテンポに曲を開始し、アーティキュレーションの美しいめざましいラインのソロ!!
フルートと声で音を同時に出してソロはヒートアップして超速フレーズを展開!!
志賀 聡美のトロンボーンが歯切れよりリズムでラインを紡いでいきます!!
宮之上貴昭(g)の乗りに乗ったラインの熱いギターソロ!!
奥平真吾(ds)の歌心あふれる美事なドラムソロに圧倒されます!!
3曲目は、岡 淳 (ts)のオリジナル曲で、ピグミーソング
単音を繰り返すユニークなテーマ開示から、
奥平真吾(ds)のアフロリズムが曲を先導し、
岡 淳 (ts)が美しいテーマを吹き、ストレートに熱いラインのソロを繰り広げます!!
宮之上貴昭(g)の目を見張るラインの圧巻の(g)ギターソロ!!
奥平真吾(ds)のシンバルがあおりに煽ります。
岡 淳 (ts)のテナーと奥平真吾(ds)のドラムの互いに反応する絡みが凄い!!
4曲目は、バラードで、Darn That Dream
宮之上貴昭(g)のしっとりしたギターのイントロ、
岡 淳 (ts)の太い音色のテナーが深い呼吸でじっくり歌い上げます。
宮之上貴昭(g)のブルージーでじっくり聴かせるギターソロ!!
カデンッアでの凄絶にテナーを歌い上げる岡 淳 (ts)の絶唱!!
ラストナンバーは、岡 淳 (ts)のオリジナルでおなじみの、パンチパーマちりちり
ユーモラスなコーラスで開始し,聴衆みんなをコーラスで巻き込み、
一挙に場内は熱く盛り上がり、岡 淳 (ts)のテナーがすさまじいパワーでソロラインを展開していきます。
奥平真吾(ds)の飛び跳ねるようなビートを刻むドラミングがすさまじい!!
宮之上貴昭(g)のビートの効いたブルージーなラインのソロ!!
俵山昌之(b)のこちらも飛び跳ねるようなビートのソロ!!
そして、奥平真吾(ds)のスピード感溢れ、パワフルに決めまくる圧巻のドラムソロ!!
聴衆の歓呼の声に応えてアンコールは、Have you met Miss Jones ?
宮之上貴昭(g)のカッコイイイントロに乗って、
志賀 聡美のトロンボーンが軽快なリズムで美しいメロディーを歌い上げて行きます!
岡 淳 (ts)のテナーが次々に美しいフレーズを繰り出して行きます!!
宮之上貴昭(g)のシングルトーンの小気味よい美しいフレーズに、オクターブ奏法も繰り出し、圧倒的なコードワークで決めていきます。
岡 淳 (ts)のテナーと志賀 聡美のいトロンボーンの掛け合いもめくるめく展開で聴かせました。
あっという間の2ステージでしたが、
岡 淳(ts)、宮之上貴昭(g)、俵山昌之(b)、奥平真吾(ds)というスーパーグループの外の雪をも溶かす熱い演奏に圧倒された一夜となりました。
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