2019年9月12日木曜日

9月5日、原川誠司 (as) 北島佳乃子 (p) 金森もとい (b) 田井中福司 (ds)@高田馬場コットンクラブ

9月5日、原川誠司 (as) 北島佳乃子 (p) 金森もとい (b) 田井中福司 (ds)@高田馬場コットンクラブを聴いてきました。
原川誠司 (as)が、ニューヨーク在住40年になるグルーブマスター、田井中福司 (ds)を招いてのライブです。
さらに、北島佳乃子 (p) 金森もとい (b) 田井中福司 (ds)のトリオは、2019年5月にニューヨークで新作CD「Long Way To Go」を録音したばかりの息の合ったリズムセクションです。

1曲目は、Star Eyes
2曲目は、I've Never Been In Love Before
3曲目は、北島佳乃子(p)のオリジナル作品で、Soul Snappy
4曲目は、思い切りスローテンポのバラード解釈のCherokee
など

2セットは
1曲目は、エリントンナンバーで、In a Mellow Tone
2曲目は、セロニアス・モンク作品で、Blue Monk
3曲目は、スタンダード(曲名失念)
4曲目は、原川誠司 (as)がニューヨークヤンキースタジアムの思い出を語ったあとで、思いっきりビバップ風にアレンジしたTake Me Out to the Ball Game
など

原川誠司 (as)の芯のある輝かしい音色が素晴らしいアルトソロ!
バップチューンでの圧倒的な速度で繰り出すグルーブなフレージング!!
スタンダーでの歌心あふれるソロ!
Blue Monkでのブルースフィーリングにあふれた圧巻のアルトソロには感銘を受けました。

田井中福司 (ds)のこれぞバップ・ハードバップというドラミングの絶妙なバッキング
時折見せるソロイストを思いきり煽るアクセントの格好良さ!
グルーブ感あふれ、ユーモラスでパワフルな圧倒的なドラムソロに息を呑みます!!

北島佳乃子(p)の歌心あふれるピアノソロ!
スリリングでグルーヴィーに、ころころ転がるシングルトーンに、
ここぞと言うときにびしばし決めるブロックコード!!
スケール感豊にピアノをフルトーンでスイングし、ロマンチックに美しいメロディーを紡いでいきます!

金森もとい(b)の太い音色で風格あふれるベースサウンドのずっしりしたバッキング!
ベースソロでは、その超絶技から歌心あふれる美しいサウンドを奏でていきます。

聴衆の歓呼に応えてアンコールは
Bye Bye Blackbird
四者が思い切りスイングしまくり、
最後は聴衆が一体になって、サビをコーラスして盛大にエンディングとなりました。
スタンダートに、バップに、ブルースにと、このグループの素晴らしく熱い演奏を堪能した一夜となりました。

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