平成30年10月6日、渋谷KOKOで
高橋徹(ds)、岡崎正典(ts)、千北祐輔(b)のトリオを聴いてきました。
リーダーの高橋徹(ds)のいつもながらセンスの良いドラミング。
時に激しく、時に繊細なスティックさばきには感心します。
岡崎正典(ts)のテナーサックスは、ますます円熟味を深めています。確信に満ちて、奇をてらわず、ストレートで力強く歌い上げる演奏は素晴らしい。
千北祐輔(b)のベースは、重厚なリズムを確実に決めています。ソロも太く強くベースならではの音色で味わい深いフレーズを紡ぎ出していました。
ファーストセットは
デューク・ピアソン作曲のJeannine
歌心あふれる岡崎正典(ts)のテナー!
続いてコールポーター作曲のNight and Day
岡崎の深い味わいテナーに高橋徹(ds)の繊細なドラミング
ソニー・ロリンズ作曲のイーストブロードウェイランダウンかな?
ランダムなリズムの作品に千北祐輔(b)の確実なベースが光ります。
マッコイタイナーのインセプション
これは、渋い選曲で、マッコイの作品中でも最高の名曲の一つでしょう。
圧倒的な岡崎正典(ts)のソロワーク
高橋徹(ds)のこちらも圧巻のドラムソロ
セカンドセットは
ジョー・ヘンダーソンのRecordame (Remember Me)
続いてソニー・ロリンズ作曲のParadox
岡崎正典(ts)のテナーと高橋徹(ds)のドラムの鬼気迫る掛け合いが圧巻でした。
シャンソンの名曲 バラ色の人生
岡崎正典(ts)は秘技を尽くしてじっくり歌い上げます。
セカンドセットの最後はソニー・ロリンズ作曲のThe Freedom Suite
公民権運動に捧げたロリンズの強い決意の表れの曲です。
この組曲の構造変化とめまぐるしく移り変わるリズムに高橋徹(ds)3岡崎正典(ts)千北祐輔(b)のトリオのメンバーはそれぞれが見事に確実なアプローチで応えます。
圧巻は岡崎のテナーのホットなソロ!!
高橋の息を呑むドラムソロ!!
聴衆の熱烈な拍手に応えてにアンコールはクルト・ワイル作曲のマックザナイフ
深々と歌い上げる歌う岡岡崎正典(ts)の素晴らしいテナー!!
とても楽しいライブでした。
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