フルートの坂野尚子(fl)、ギターは塩川俊彦(gt) 、ベースはカイドー・ユタカ(b) のおなじみのメンバーです。
塩川俊彦(gt) のお気に入りだそうで、ウエイン・ショーター作のLINBO
塩川俊彦(gt) のドライブ感が決まったギターソロに続いて、坂野尚子(fl)のクールで魅力的なラインのフルートソロ、カイドー・ユタカ(b)のちょっとミステリアスに始まり、びしりと決まるベースソロ!!
アントニオ・カルロス・ジョビン作のルイーザ
ベースのイントロから、坂野尚子(fl)のアルトフルートの深い響きが美しいソロが聴かせます。そしてカイドー・ユタカ(b) の美しいアルコソロに唸る。
次もウエイン・ショーター作品でINFANT EYESです。
塩川俊彦(gt) のギターのインプロから、カイドー・ユタカ(b) の激しいベース、坂野尚子(fl)の鋭いラインのフルートで、曲は迫力満点ので開始し、息をのむインプロが続き、フルートとギターがおなじみのテーマに回帰して秀麗なフルートソロで圧巻のエンディング。
続いて、フルート&ギター奏者のNICOLA STITO作品で、BIBI'S MOOD
軽いサンバのリズムに坂野尚子(fl)のフルートソロが徐々に熱をおび、大きく飛翔し、塩川俊彦(gt) のギターが特徴的なシングルトーンとコードワークで歌います。
セカンドセットは、カイドー・ユタカ(b) のお気に入りの北欧のスタルファン・リンゴン?作品でタイトルは、難しくて分かりませんでした。民謡のようなシンプルな作品です。
カイドー・ユタカ(b) のベースソロの深い響きが印象的。坂野尚子(fl)がシンプルなテーマをクリアに美しく歌い上げます。
塩川俊彦(gt) の繊細なソロが素晴らしい。
スタンダードからGONE WITH THE WIND
塩川俊彦(gt) のハーモニックスを聴かせる魅惑的なギターソロから曲は始まり、坂野尚子(fl)のフルートソロが美しいラインを醸し出します。ここでもカイドー・ユタカ(b) が驚くようなラインからソロを初めて聴かせます。
次の曲では、遊びに来ていたピアニスト「藤井寛子」がシットイン!
彼女には初めてお会いしましたが、1年半前に広島から東京に活動拠点を移したピアニストです。広島のピアニストを聴くのは、素晴らしい「なかにし隆」さん以来かも。
曲はなんと、Nardis!!
藤井寛子が最初にイントロから和音を弾いただけで、際立つ清潔感と透明感溢れるピアノにうなりました!!
坂野尚子(fl)のこちらも硬質なリリシズム溢れるフルートソロ、塩川俊彦(gt) の繊細なコードワーキングが光るギターソロ、そして美しいラインのカイドー・ユタカ(b)のベースソロ!
坂野尚子(fl)と 藤井寛子(p)の4小節交換も、スリルと美しさで聴かせ、圧巻のエンディング。
続いて、スタンダードで、SPRING CAN REALLY HANG YOU UP THE MOST
ランディ・ウエストン作品のHI-FLY
坂野尚子(fl)の縦横無尽なソロで 曲は開始し、硬軟自在なソロを繰り広げます。。
塩川俊彦(gt) のギターも、こちらも熱をおびたソロを繰り出し、カイドー・ユタカ(b) の予測不能なラインのソロで曲は高まりエンディングへ。
聴衆からのアンコールに応えて、
カイドー・ユタカ(b) の美しいベースソロが流れ、坂野尚子(fl)のアルトフルートが、じっくり歌い、泣かせるソロを奏でました。圧巻のラストでした。
いろんな要素が盛り沢山で、さらに素晴らしいゲスト有りのステージでした。
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