かつて、音響界の巨匠の名言です。
昨年、20年以上使ってきたパワーアンプが故障発生。
修理もやってくれるそうですが、、、
モノラル2台なので修理金額もはりますが、それ以上に、全体の部品の劣化も激しい。
愛着もあり使い続けたがったのですが、音に疑問が残る形では使い続けられない。
そこで、秋葉にいってきて、安定度、正確度、信頼性に重きを置いて昨年発売された製品をその場で買ってきました。やっぱり、A級アンプになってしまった。
さて、アンプが搬入され、スピーカーに結線してから格闘2週間(;_;)
そこしれない力と、「おお、録音にはこんなのノイズがはいっていたんだ」とやたら気づく驚異的な表現力、でもきつくて堅くて困った。
はるか昔、知り合いのエンジニアに借りたスペクトラムアナライザー持ち込んで、どうなっているのか調べようかと決心。でも、その前に、パソコンのその手のソフトをあたってみる。ついでにiPhoneのアプリも。5種類ぐらいあるのかな。ダウンロードしてみると使えます。特にその内の一つは家庭内の音響測定ぐらい問題なくやれそう。
(上のグラフは画面写真を撮るための無音の状態です。)
それで暮れから正月にかけて、ピーピー、ザーザーやってました。手持ちのグラフィックイコライザーの素子数が少ないのですが出来る限りピーク、ディップを補正しました。
ホーン型のスピーカーなので、エネルギーがすごいので低音から高音まで驚くべき補正量(^^ゞ
部屋の設計時点では極力癖がないように施工したのですが。
フラットは、そして、始まりにしか過ぎません。単一周波数のフラット特性と全周波数帯域鳴らした時の周波数特性では異なりその間の補正も取らなければならないような。
さらに、実際に、クラシック音楽とジャズを聴くの適した最適な数値が得られませんので、当面、ジャズ用、クラシック音楽用と二つの補正カーブを使う殊にしました。
いまのところ、毎日、聴き慣れた録音にこんな音が入っていたんだ、本当はこんなにいい録音だったのかと発見の毎日です。
フラットが全てのはじまりだなと実感してます。
そして、いまさらながら、トーマス・フリードマン著「フラット化する世界」を読んでいます。自分の仕事でも組織でも意識的・無意識問わず、フラット化は広がり、自分がそれに対して自立的でなにがしかのビジョンをもちつつ変貌する社会に追いついて行こうと必死です。
鳩山総理のtwitter、外務大臣、金融大臣の記者会見の一般記者への公開、上杉氏のみならず総務大臣も言及している脱記者クラブ制度、u-streamの勃興など、世界はフラット化に突き進んでいます。これは、言論統制やメディアコントロールが利かない時代の到来であることは間違いないでしょう。
さて、これまでコントロールして利害を調整していた人は、、
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