2018年1月13日土曜日

高橋徹(ds)トリオwith 岡崎正典(ts)、中村健吾(b)@渋谷KOKO

2018年1月12日、高橋徹(ds)トリオwith 岡崎正典(ts)、中村健吾(b)@渋谷KOKOを聴いてきました。


3人の名手による最小限の編成ですが、じっくり名人芸を味わうのには最適な環境でした。


高橋徹(ds)のセンス溢れるドラミング、

岡崎正典(ts)の自信溢れるテナープレイ、


斯界を代表するベーシスト中村健吾(b)の圧巻のリズムと唸るソロを堪能しました。
演奏曲目は、ソニー・ロリンズのナンバーを中心に繰り広げられました。


トリオ編成でソニー・ロリンズのナンバーを演奏するというのはかなりチャレンジングなステージです。



岡崎正典(ts)は、ソニー・ロリンズへの深いリスペクトとともに、緩急自在の素晴らしいソロを繰り広げます。


リーダーの高橋徹(ds)のバッキングにソロにと、いつもながらの硬軟織り交ぜ、びしっと決まる安定した演奏。


中村健吾(b)のぐんぐん音楽を推進させるベースプレイ。
そしてどの曲でも目の覚めるようなソロを繰り広げて思わず唸らされます。

1ステージのナンバーは
Song for Leslie
I'll Remember April
Strode Rode(ソニー・ロリンズ作)
Ask Me Now(セロニアス・モンク作)
The Bridge (ソニー・ロリンズ作)





2ステージは
On green dolphin street
Recordame (Remember Me) (ジョー・ヘンダーソン作)   
The Freedom Suite(ソニー・ロリンズ作)
ソニー・ロリンズの大作であるThe Freedom Suitを取り上げたのは驚きでした。
これが、極めつきの演奏で、圧倒的な高橋徹(ds)のドラムに、中村健吾(b)の強力なベースラインにのって、岡崎正典(ts)の突き抜けたテナー演奏の豪快さ!!
これがトリオの演奏かと思わせられるプレイに圧倒された一夜でした。
また、このグループの演奏を聴きたいと痛感しました。

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